校長よりあいさつ

令和5年4月

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 本校は、八甲田連峰を背に陸奥湾を臨む青森市の東南に位置し、明治33年(1900)に開校され、創立124年を迎える県内屈指の伝統校であります。卒業生は4万人を超え、国内外で有為な人材として幅広く活躍しています。
 教育目標は、綱領である「自律自啓・誠実勤勉・和協責任」のもと、「生徒一人一人の個性の伸長を図り、創造的な思考と主体的な行動ができる心身ともに健康な人間を育成し、新しい時代における社会の一員としてその進展に貢献する人材の育成を目指した教育を推進する。」としています。また、校章は校歌の一節にある“無限の象徴(しるし)”を記号∞に図案化し、その中心に「高」の字がデザインされ、シンプルな中にも深遠な意味が込められています。
 本校は、学習活動において「探究活動等の中核的な役割を担う重点校」という役割を担い、他校と連携した探究活動を展開しています。また、令和5年度から令和9年度までの5年間、文部科学省によるスーパーサイエンスハイスクール事業の第2期目の指定を受けております。これまでの、スーパーグローバルハイスクールや第1期のスーパーサイエンスハイスクールの事業で取り組んできた諸先輩方の成果をさらに発展させ、課題研究を中核としながら、科学的能力・思考力を伸長する教育プログラムを展開し、STEAM教育やグローバル教育の視点を取り入れることでより高度で充実した理数教育を進め、県内外、そして国際社会に貢献できる科学技術系グローバル人材の育成に取り組んでいるところです。
 現代は情報化やグローバル化の進展、そして人工知能の進化やIoTの普及、さらにはこれまでの情報社会が更に進化したSociety5.0の到来が予測されており、これまで以上に将来の予測が困難となってきています。青森高等学校では、こういった社会や環境の変化に対し、柔軟に、かつたくましく対応し、未来を切り拓いていくための「生きる力」、「生き抜く力」を育成し、生徒一人一人が自分の可能性を広げて夢の実現ができるよう、きめ細かな教育実践に教職員が一体となって取り組んでまいります。
 今後とも、本校の教育活動に対しまして、ご理解ご協力をお願い申し上げます。

令和6年4月1日

青森県立青森高等学校

校 長  高橋 英樹