白神山地・ブナコ スタディツアー(1、2年対象)

 2017年10月22日(日)、本校1、2学年の希望者と教員が、世界遺産白神山地と世界から注目されるブナコ工場見学体験のスタディツアーに参加しました。白神山地を散策して自然のすばらしさを体感し、ブナの木から手作りで生まれるブナコ製作を体験し、自然と産業の継承について考える貴重な機会となりました。今回のツアーにご協力を頂きました弘前観光コンベンション協会の皆様には心より感謝申し上げます。


(生徒の感想文より)

○私の行く前と行った後で変わったことは「自然に対する敬意の気持ち」です。今まで「自然は大事」と頭では分かっていたものの、何もしていないのが現状でした。それどころか、日々大量のゴミを出し、資源を無駄にしていました。今回、世界自然遺産である白神山地に触れたことで「この美しい自然を守らなくてはいけない」という思いが芽生えました。


○小6の時、白神山地に行ったことがあり、今回は2回目でした。前回は、家族と散策しただけだったので、今回はガイドの方の説明を聞きながら歩くことができて、様々なことが聞けました。高度な技術だけを追求した結果、自然のサイクルを破壊することに繋がってしまったこと。自然と共存していくことは非常に難しいことであり、また、より大切にしていかなければいけないということを実感させられます。


○初めて実際のBunacoに触れ、職人の技に驚きました。さらに、それを自ら体験し、その難しさを感じることによってBunacoの価値を身をもって知ることができました。私は、たくさんの人にBunacoの魅力や白神山地のすばらしさ偉大さを知ってほしいです。


○TVで見るのと体験するのとではわけが違うと思いました。Bunacoのことは、数年前TVで見て知っていた程度でした。今回の体験で、製造には機械も接着剤も使わない、職人さんの技術と湯のみ1つで、あのような美しいものができあがることに感動しました。


○今回のツアーを通して一番自分が変わったと思ったことは、少し積極的になったことです。私は、今まで、学校での話し合いの活動の時、誰かが発表するのを聞くだけで、自分からあまり意見を出せませんでした。しかし、ツアーの中の少人数のグループで話し合いをする場面で、いつもより積極的に意見を出すことができました。今後の学校でのゼミ活動でも、積極的に意見を出したいです。


活動の様子