2014年10月22日(水)、弘前大学 人文学部 森樹男教授より「グローバル時代の企業経営」というタイトルでグローバル時代の企業や求められる人材についてご講義いただきました。
1990年に日本企業の国際競争力ランキングは世界1位でした。それが、2010年には、なんと27位となりました。2014年現在は、21位だそうです。
2030年、今の高校生が33歳になった時、「どこ」で「だれ」と仕事をしているでしょうか?「お向かいの○○さん、インドネシアで就職するみたいだよ」「今度営業課に来る新人、ミャンマーの人らしいよ」というような状況が普通となっていると予想されます。
日本経済団体連合会が行ったアンケート調査では、「国籍を問わず、有能な人材を採用する」と回答する企業が増えており、日本人だけを採用する時代が終わりつつあるといえます。
これから働く方々には、「グループワークができる力」「チャレンジ精神」「異文化理解力」「タフな精神力」「語学力」が求められています。「ヤマメ」と「サクラマス」の分かりやすい例えを用いてお話しいただきました。