第7回SGH講演会の記録

 2014年10月8日(水)、青森公立大学大学院 経営経済学研究科 研究科長 河野秀孝教授より「賛否両論のTPPと農業部門への影響」というタイトルで日本と青森県の農業についてご講義いただきました。

 日本の農業の現状として、高齢化、後継者の減少、補助金の削減、原油の高騰など、様々な課題があります。そして、ニュースでもよく話題になるTPP(環太平洋パートナーシップ協定)は、日本にとって得なのでしょうか、損なのでしょうか?

 TPPについては、多方面の方々が様々な議論をされています。しかし、ただ直感的に議論するのではなく、具体的に数字で試算を出して、研究者・専門家の間で議論をし、国民に説明することが大切である、とのことでした。現在、内閣府、農林水産省、経済産業省等が試算を作成し、研究者・専門家の間で議論がなされているそうです。

青森県の農業には、大きな可能性があります。県民所得も上がっています。グローバルな経営を視野に入れた農業が期待されています。


平成26年10月8日(水) 青森公立大学大学院経営経済学研究科 研究科長 河野 秀孝 教授