第2回SGH講演会と振り返りの様子

 2015年5月21日(木)、元国連職員の菊池昌子さんより「国際平和と安全」というタイトルでご講演頂きました。

 世界の平和を脅かす存在(テロ・核兵器開発・貧困・飢餓・内戦など)は、1つの国で解決することが難しく、公平中立な立場で国同士が連携して解決にあたることが必要です。こうした中、多国間協議・援助の枠組みを担っているのが国連であり、様々な国際機関と連携して問題解決にあたっています。

 菊池さんが国連難民高等弁務官事務所ベラルーシ事務所に勤務されて、難民との出会いや緒方貞子氏という尊敬すべき人との出会いなどもあり、国連を離れた今も、自分にできることを活動していると熱く語られた。さらに、難民の生活を映したビデオを流し、「知る」ことからはじめよう、「想い」をカタチにしよう、「出来ること」からはじめようという意識を持ってほしいと訴えられた。最後には、「道は一本じゃない」ということを念頭に、何事にも取り組むようにというアドバイスを頂いた。


平成27年5月21日(木) 講師 元国連職員 菊池 昌子 氏